5%  其の弐

お久し振りです、元損害保険代理店(プロ代理店とか呼ぶらしいです)の○○です。「二八の法則」というものをご存知ですか??と始まった前回の続きです。これも有名なことなんですが、その割合は必ずしも「二対八」になっているのではありません。海外から導入された建築工法で「ツーバイフォー」というものがありますが、これも全ての材料が『2インチ×4インチ』角ではありませんよね。代表的な材料が『2インチ×4インチ』角になっていると言うことでした。

この「二八の法則」をプロ野球に当てはめて考えると、「任意のチームの戦力の鍵は2割の選手が握っている」と想像されます。プロ野球の支配下選手は70人ですので、約二割は「14人」です。ということは「野手8人+先発ローテーション4人+セットアッパー+クローザー」でだいたい決まってしまうようなのです。大だの切り札がどうのこうのということは関係なさそうです。

ということで、ビッグネームを数集めるのも戦略としてはおもしろいのですが、集めすぎるとビッグネームでもあてにならないということも言えそうですね。大きな声ではいえませんが、二軍の選手はほとんど当てにならないのかもしれません(じゃあ、育成選手はどうするの?)。で、結局逆の2割の選手が最終的に戦力外通告の対象となるのは想像に難くございません。この「二八の法則」を以前いた業界に当てはめるとおもしろいのですが、続きはまた今度・・・・